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2010年04月09日 | STAFFブログ
犬の急性肝炎は、感染性肝炎と中毒性肝炎等に分けることができます。感染性肝炎はウイルスやサルモネラなどの細菌・真菌、トキソプラズマなどの原虫犬糸状虫などの寄生虫の感染によるもので、中毒性肝炎は重金属の化学物質、麻酔薬、カビ毒などの生物学的物質によります。
慢性肝炎は急性肝炎から併発する事も少なくありませんが、原因が不明な事も多いようです。
症状
急性肝炎にかかると肝臓の機能がおかされるために、食欲不振・嘔吐・下痢などの症状があらわれます。また、胆管細胞が障害されることによって目や口の中、体に黄疸が出る場合があります。黄疸が見受けられる場合、症状はかなり進行してしまっていると言わざるをえません。(これに対し慢性肝炎の場合、食欲が落ちていたり元気が無かったりすることはありますが独特な症状はありません)
対処法・予防法
検査でくわしく調べることにより、肝機能が低下していることや、肝臓が小さくなっているのがわかれば慢性肝炎や肝硬変を疑うことになりますが、細かい事は生検を行わないとわかりません。慢性肝炎は壊された肝臓が線維で置き換わってしまう病気なので、予後は悪く治らない病気と言われています。したがって治療は「病気の進行を遅らせる」「原因とみられるものを少しでも減らす」「薬物などで低下した肝機能を補う」「抗生物質を投与する」「抵抗力・免疫力を高める」といったこ方法があります。免疫力の低下が病気を引き起こすだけでなく、自然治癒力の低下を招き、病気が治りにくい体質になったりします。
予防・改善には発症原因をできるだけ排除する事、根本的な体質改善と免疫力を高めることが肝要です。