
HOME > STAFFブログ > STAFFブログ犬の病気皮膚病 > 犬の皮膚病「皮膚糸状菌症(白癬、皮膚真菌症)」
2010年03月25日 | 皮膚病
皮膚糸状菌症(皮膚真菌症)は、
小胞子菌などカビの仲間である真菌が感染して起こる皮膚の病気です。
とりわけ大きく赤い発疹(丘疹というらしい)をともなった円形の脱毛ができたり、
その周囲にフケやかさぶたが見られるそうです。
皮膚糸状菌症は人獣共通感染症(ズーノーシス、人畜共通感染症)で、
人の皮膚糸状菌が犬に感染した場合には激しい炎症が生じます。
白癬なんかも、この皮膚糸状菌症の一種だそうです。
白癬というと水虫やたむしを思い浮かべる方も多いと思います。
わたしは両方とも罹ったことがないのですが、
水虫だった父に言わせると、この痒みは根っこが深いそうで
本当にたまらないかゆみだそうです。
わたしたち人間でも、皮膚病って厄介ですよねえ。
犬だって、相当かゆいのではないでしょうか。
皮膚糸状菌症
■症状
顔のまわりや耳、足などに発疹や円形に近い形の脱毛がおこる。
犬は皮膚糸状菌症に罹ってしまうと、顔のまわりや耳、足などに、
赤く大きめの発疹(丘疹)をともなった円形に近い形の脱毛ができたり、
その周囲にフケやかさぶたができます。
一時的に治ったように見えても、しばらくは菌が体表状に残り、
他の犬や人への感染源となるので早めの治療が望まれます。
■原因
犬の表皮・被毛・爪の根本に真菌が寄生し、炎症を起こす
皮膚糸状菌症は、小胞子菌などの真菌(カビの仲間)が、
犬の表皮や被毛、爪の根本に寄生して炎症を起こすのが原因です。
健康な成犬での発症は少なく、子犬や免疫不全の犬、
全身性の疾患を持つ犬などでの発症が多い傾向にあります。
■治療
塗り薬・飲み薬を用いる
皮膚糸状菌症の治療は、皮膚糸状菌に効果のある塗り薬を塗布したり、
飲み薬を投与して行います。
■予防
皮膚に脱毛や発疹が見られる場合は、早めに動物病院へ
早期発見・早期治療がもっとも大切です。
愛犬の皮膚に脱毛や発疹(丘疹)が見られたら、
動物病院に早く連れて行くようにしましょう。
また、日頃から飼育環境や皮膚を清潔にしておくことも、
皮膚糸状菌症の予防につながります。